PMBOK(R)の普及に伴ってWBSという言葉は急速に広まりつつありますが、いまだにその作成は、「経験と勘」や「先輩が残したスケジュール表の見直し」といった手法に頼るしかない、という現場が数多く見られます。プロジェクトを管理可能なものにするための基礎中の基礎である「WBS」の本当の力を、その基本原理に立ち返って改めて胎に落とし、演習を通じて体得して下さい。
主な内容
■受講形態
【2パート構成】
1.録画視聴
【録画視聴のご注意】
2.集合研修 会場のみ(オンラインなし)
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録画配信期間 :2024年9月24日~2024年10月2日
集合研修開催日:2024年9月30日13:00~17:00会場
※事前に録画配信を受講された前提で集合研修を行います。
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■テキスト
1.録画視聴資料:録画配信日にマイページに掲載
2.集合研修資料:会場にて配布
■開催日までの課題事項
録画視聴
※事前に録画配信を受講された前提で集合研修を行います。
【録画配信】
録画配信された動画を視聴することで学習いただきます。<約3時間半>
【集合研修】
JUAS会場にて集合研修セミナーを実施します。<約4時間>
グループワークの発表、講師からのレクチャー、受講生同士の意見交換、
質疑応答を行いながら、理解を深めます。
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PMBOKの普及に伴って“WBS”という言葉は急速に広まりつつありますが、いまだにその作成は、「経験と勘」や「先輩が残したスケジュール表の見直し」といった手法に頼るしかない、という現場が数多く見られます。
WBSはもちろん、Work Breakdown Structureの略ですが、その本質はあまり理解されていません。Workとは何を指すのか、Breakdown の観点は何か、プロジェクトを通じて保持すべきはどんなStructureなのか。
これらの概念を基礎から理解した上で適用しないと、“WBS”を作成していることにはならないのです。
本セミナーは、プロジェクトを“管理可能なものにする”ための基礎中の基礎である、“WBS作成の技術” を体感・体得していただくために企画いたしました。 “WBS”の本当の力を、その基本原理に立ち返って改めて胎に落とし、演習を通じて体得して下さい。
<参加者の声>
・とても分かりやすく勉強になった。
・WBSの作成の手法や考え方について学ぶことができた。
<本講座のポイント>
・WBSとは何か。WBSとスケジュール表の違い。その関係。
・「3つのWork(プロダクト、サービス、リザルト)」を構造的に分解する「2つのアプローチ」
・対象物の構造と構築の工程に基づいてWBSを展開するための基本的な考え方
・テーラリングの意義:なぜテーラリングが必要なのか。テーラリングの意義と原理原則
・企業の開発標準の構造と構成の再認識。実プロジェクトへ適用(テーラリング)する際の観点
・ブレークダウンの過程での構造の変化に着目した段階的詳細化と、共通部分を考慮した切り出し
・WBSからワークパッケージ、アクティビティ、タスク、マイルストーンを設定する手法
・変更管理要求とその対応に基づくWBS運用の方法
・考慮すべき観点の変化に着目した、組み上げ過程での注意点
<研修内容>
(録画配信)
第1章 “WBS”と“プロジェクト”
1.WBSに期待されること(一般的な事例と問題点)
2. プロジェクトマネジメントプロセスにおける“WBS”
3.“Work”とは、“Breakdown”とは、“Structure”とは
4.標準工程とテーラリング
第2章 Workのタイプと構造化(テーラリング)のアプローチ
1.3タイプのWork
2.5つのWBS要素
3.「A領域:リザルト型」Workの構造化
4.「C領域:サービス型」Workの構造化
5.「B領域:プロダクト型」Workの構造化
6.「横断的要素」と「プロジェクト管理型」Workの構造
第3章 造の認識に基づくWBS展開
1.唯一の構造物を定義する
2.開発対象の構造に基づくWBS展開:WBSからワークパッケージへ
3.段階的詳細化:構造の詳細化/作業の詳細化
4.工程が進むごとに変化する、詳細化の着眼点
第4章 WBSからスケジュールへ
1.ワークパッケージからスケジュールへ
2.4つの見積り:工数/工期/コスト/プライス
3.体制の検討と山積み/山崩し
(集合研修)
●演習1: 「構造×工程」によるワークパッケージ抽出
●演習2:ワークパッケージからスケジュールへ
第4章 WBSからスケジュールへ(続き)
4.マイルストーンの設定と運用
5.変更要求への対応
まとめ.プロジェクトマネジメントの基盤としてのWBS
<<キャンセル規定>>
2パート構成セミナーについては、録画配信日または事前学習配信日を開催日といたします。あらかじめご了承ください。
・土日祝を含む開催7日前から前々日まで 参加費用の50%
・土日祝を含む開催日前日および開催当日(欠席) 参加費の全額
※受講権利チケット利用にてお申し込みの場合
・土日祝を含む開催7日前から開催当日 参加費の全額(必要枚数)