本講座では、生成AIを単なる回答作成ツールではなく、PMの思考を広げる支援手段として活用し、リスクの抜け漏れを防ぎ、意思決定の精度とスピードを飛躍的に高める手法を習得していただきます。演習では、実際の失敗事例を基にした50年来のレガシー移行プロジェクトを題材に、人間がどのように考え、判断し、説明責任を果たすかを実践します。
主な内容
■受講形態
ライブ配信(Zoomミーティング)
【セミナーのオンライン受講について 】
■テキスト
開催7日前を目途にマイページ掲載
■開催日までの課題事項
受講環境のお願い
※生成AIを使った演習を実施します。
スペック等の指定はありませんが、以下のソフトウェアを使用します。
-Excel、Wordがインストールされていること
-生成AI(Copilot, ChatGPT, Gemini, Claude のいずれか)が利用可能であること
生成AI活用によるプロジェクトリスクマネジメント実践講座
~レガシー移行プロジェクトを成功に導く意思決定力強化~
本講座では、生成AIを単なる回答作成ツールではなく、PMの思考を広げる支援手段として活用し、リスクの抜け漏れを防ぎ、意思決定の精度とスピードを飛躍的に高める手法を習得していただきます。
演習では、実際の失敗事例を基にした50年来のレガシー移行プロジェクトを題材に、人間がどのように考え、判断し、説明責任を果たすかを実践します。
◆趣旨
本講座は、事業会社IT部門が直面している最大の課題である「意思決定の遅れ」と「判断ミスによるプロジェクト失敗」を根本から解決することを目的としています。
多くの現場では、進捗管理やドキュメント作成といった事務作業に追われ、本来最も重要であるはずの「リスクの見抜き」と「意思決定」が後回しになっています。
その結果、気づいたときには手遅れとなり、プロジェクトは炎上へと向かってしまいます。
生成AIの活用は進んでいますが、その多くは個人レベルの効率化に留まっています。
現実には、レガシー移行のような高難度プロジェクトにおいて、見積の甘さ、ベンダー任せの判断、リスクの見落としが引き金となり、数億円規模の損失につながるケースが後を絶ちません。
「安さ」で選んだ意思決定が、後戻りできない失敗を招く――こうした事態は決して他人事ではありません。
本講座では、生成AIを単なるツールではなく「PMの思考パートナー」として活用し、リスクの抜け漏れを防ぎ、意思決定の精度とスピードを飛躍的に高める手法を習得していただきます。
演習では、実際の失敗事例をベースにした「50年来のレガシー移行プロジェクト」を題材に、受講者自らがAIを駆使してプロジェクトを立て直す実践トレーニングを行います。
本講座を通じて得られるのは、単なるAI活用スキルではありません。
「その意思決定で本当に大丈夫か?」を見抜く力――すなわち、プロジェクトの成否を分ける“判断力”そのものです。
◆主な内容
・導入 生成AIと人間の役割分担
・基礎 目的・目標とリスク
・入力設計 生成AIに入力する前の情報整理
・演習(個人・チーム)【設問1-1】人間だけでリスクTOP5を抽出する
・講師デモ【設問1-2】粗い問いによるAI出力を評価する
・演習(個人・チーム)【設問1-3】入力を改善し、隠れリスクと経営報告事項を選ぶ
・講師デモ【設問1-4】危険な前提を第三者レビューする
・演習(個人・チーム)【設問2-1】危機顕在化後の最初の10日間で決める論点を整理する
・講師デモ【設問2-2】関係者の反対意見で推奨案の成立条件を検証する
・演習(個人・チーム)【設問2-3】経営会議向け1ページ意思決定依頼を作る
・まとめ 安全なAI利用、判断記録、現場適用
※内容は、受講者の状況や進行に応じて一部調整する場合があります。
◆演習概要
本演習では、約50年にわたり使われてきた人事・勤怠・給与システムの刷新プロジェクトを取り上げます。
全国約230拠点、約2万4,000名の従業員を抱える企業で、古いシステムの資料と実際の仕組みが一致していない、拠点ごとに独自の処理があるなど、さまざまな課題が隠れています。
受講者は、プロジェクトが本格的に始まる前の情報を読み、まず自分自身でリスクを考えます。
その後、生成AIの回答と比較しながら、見落としていたリスクや、判断するために足りない情報を確かめます。
問いかけ方を変えると回答がどう変わるかも体験し、AIの回答をそのまま受け入れず、自分で確かめて判断する方法を学びます。
後半では、テストで重大な問題が見つかり、ベンダーから追加費用2.2億円と12か月の延期を求められた場面を扱います。
何を確認し、どのような選択肢を考え、経営に何を決めてもらうべきか。
関係者の反対意見も踏まえて対応を考え、経営会議に提出する1ページの説明資料にまとめます。
演習を通じて、「どこで気づけたのか」「どうすれば防げたのか」を考え、生成AIを活用しながら、現場でリスクを見抜き、判断し、相手に伝える力を身につけます。
◆研修を通じて得られるスキル
1 AI入力前の情報整理スキル
目的、ケース上の事実、制約、不明点、検討する視点、出力形式を整理し、生成AIへ与える前提を設計できるようになります。
2 リスクの構造化と優先順位付けスキル
原因、リスク事象、影響、問題、課題を区別し、目標への影響、ケース根拠、影響範囲、不可逆性、発見可能性、判断期限で優先順位を付けられるようになります。
3 AI出力の評価スキル
一般論、重複、根拠不足、事実と推測の混在、見落としを検出し、出力を採用・修正・却下できるようになります。
4 意思決定シナリオ設計スキル
複数の選択肢、判断基準、成立条件、停止条件、切替条件を比較し、条件付きの推奨案を設計できるようになります。
5 ベンダーと関係者の確認責任を明確にするスキル
見積前提、責任分担、業務・技術・契約上の論点を関係者別に確認し、確認担当、期限、最終判断者を明確にできます。
6 経営向け説明と判断記録のスキル
現状、最悪シナリオ、選択肢、推奨案、決裁事項を1ページにまとめ、正本、プロンプト、AI出力、レビュー結果、判断理由、再評価日を記録できます。
◆受講環境のお願い
生成AIを使った演習を実施します。
・Excel、WordがインストールされているPCをご用意ください。
・Copilot、ChatGPT、Gemini、Claudeのいずれか、普段利用している生成AIを使用できる状態にしてください。
・会社が定めた生成AIの利用ルール、入力可能情報、保存・記録の規定を事前に確認してください。
・有料プランへの新規加入は不要です。