「デザイン思考」は、Appleのマウスなど画期的なプロダクトデザインしたことで知られる米国のデザインファームIDEOのイノベーション手法です。デザイン思考は、アジャイル開発の考え方と親和性があり、IT技術者にとっても必須の技術となりつつあります。本コースは、スタンフォード大学デザインスクールに準拠したデザイン思考の次の5つのステップに従って進行します。
主な内容
■受講形態
ライブ配信(Zoomミーティング)
【セミナーのオンライン受講について 】
■テキスト
開催7日前を目途にマイページ掲載
本コースでは、ビジネスや社会に変革をもたらすイノベーションを達成する手法・考え方の1つとして、「デザイン思考」について学びます。「デザイン思考」は、Appleのマウスなど画期的なプロダクトデザインしたことで知られる米国のデザインファームIDEOのイノベーション手法です。
デザイン思考は、アジャイル開発の考え方と親和性があり、IT技術者にとっても必須の技術となりつつあります。
本コースは、スタンフォード大学デザインスクール(「d.school(Institute of Design at Stanford)」)に準拠したデザイン思考の次の5つのステップに従って進行します。
「共感」「問題定義」「創造」「プロトタイプ」「テスト」
それぞれのステップの概要を押さえたうえで、ワークショップを交え、IT技術者にとっても無理なく、デザイン思考の基礎の習得を目指すとともに、実業務に生かしていく上での実践的な思考技術の体得を目指します。
システム開発の上流工程において、真のユーザーニーズを獲得したい方、デザイン思考を取り入れたいとお考えの方、必見のコースです。
<<参加時のご注意>>
●ツールは、ZOOM(https://zoom.us/)、MURAL(GoogleChromeでの操作推奨/https://www.mural.co/)利用いたします。受講環境をご確認ください。
●当日9:30より本セミナーで使用するツールのレクチャーを行います。
(ZOOMの基本操作、当日演習で使用するツール「MURAL(GoogleChromeでの操作推奨)」の操作について)
●事前にご準備いただくもの
・A4 用紙 5枚(画用紙・小さいホワイトボードなどでも可)
・ポストイット(75×75) 20枚(同じ色でも可)
・太めのマジック
●Zoom上でブレイクアウトルーム機能を利用しグループワークを行います。
参加者各1台の端末より受講をお願いいたします。
マイク付きヘッドホンやイヤホン使用を推奨します。
<<内容>>
※内容は変更する場合がございます。
(1)イノベーションとデザイン思考
デザイン思考とは・論理的思考と創造的思考・イノベーションの 実現法
・事例・次世代高度IT人材・システム開発へのデザイン思考導入
(2)【Step】共感
行動観察・インタビューテクニック・WS(インタビュー)
(3)【Step】問題定義
個人を焦点をあてる・具体的であることは知識を総動員する・ 真のニーズを探る
・記憶に焼きつくアイデアの6原則共感マップ・真のニーズを探る
・着眼点(POV-Point Of View)・ WS(共感マップ)・WS(POV)・WS(課題選択)
(4)【Step】創造
ブレインストーミング・イノベーションと多様性-集合知・ アイデアを選択・
発展・WS(個人アイディア出し)・ WS(ブレインストーミング)・WS(個人アイディア選択)
軸の発見とバイアスを壊す・WS(個人軸(バイアス)を探す)・ WS(グループ軸(バイアス)を探す)
・WS(ブレインストーミング)
(5)【Step】プロトタイプ
プロトタイプの重要性・素早く失敗する・プロトタイプの種類、 発展
・プロトタイプで確認すること・WS(プロトタイプ作成)
(6)【Step】テスト
プロトタイプを使ってのアクティングアウト・ユーザを観察する・ ユーザと会話する
・フィードバックマップ・WS(アクティングアウト)・WS(フィードバックマップ)
(7)ビジネスモデルキャンバス
ビジネスモデルキャンバス・ビジネスモデル・キャンバスとの関係
・WS(ビジネスモデルキャンバス)
(8)まとめ
<受講者の声>
・ブレインストーミングなどの手法はよく聞いたが、そこから同じメンバーでアイデアをさらに広げていく手法が分かった。
・自身の思考バイアスの外し方については、思考が偏りがちな自身にとってよい知見となった。
・インサイト(洞察)が非常に重要だということが認識できた。インサイトを外さない為に、インタビューは時間をかけて
実施しなければならないということも、改めて認識することが出来た。
・テーマおよび受講期待値に合致した内容であった。オンラインでグループワークも取り入れながら、円滑に進行して
いただいた。休憩も適度に取っていただいた。