企業をより強くするIT投資計画の作り方【会場】 (4125234)
□このページをPDFダウンロードする
IT投資の意思決定を得るには、経営層への必要性の理解だけでなく、ユーザー部門との合意を基に共同で進めることが重要です。そのためには自社事業の理解とコミュニケーション能力が求められます。本セミナーでは、自社ビジネスの勝ちパターンを把握し、IT投資計画作成時に押さえておくべきエッセンスを、講義と個人ワークを通じて学びます。
日時 |
2025年9月29日(月) 10:00-17:00会場 |
JUAS研修分類 |
ITアーキテクト・システム企画・IT基盤(IT戦略策定・IT投資評価)、ビジネスアーキテクト(経営戦略・組織戦略・ガバナンス) |
カテゴリー |
事業戦略策定・事業戦略評価 IS戦略策定・IS戦略評価・IS企画・IS企画評価専門スキル |
講師 |
向正道 氏 (学校法人新潟総合学院 開志専門職大学 事業創造学部 学部長 教授 ) 新日本製鉄、日鉄ソリューションズでITA、PM、コンサル、アウトソース等の一通りの職種や業務を経験(コンサル部門の責任者、新規事業企画担当も含む)。大学転職後も、NSSOLグループ内の技術系人材育成の企画と施策推進の責任者を務める。大学ではデジタル×経営・マーケ・サービス開発領域を担当。またアントレプレナー育成のための教育プログラムの設計と運用に関わる。他方で、ITと競争戦略・組織論の研究活動だけでなく、理事として学会の運営に携わる。博士(商学)。「企業IT動向調査」も2015年版から最新号まで担当(IT投資、IT組織等)。
(主な著書)
「CIOのための情報・経営戦略」中央経済社(共著)
「経営・事業・ITの三者で進める ITマネジメントの新機軸」日経BP社
「セブン-イレブンとヤマト運輸のIT戦略分析―業界リーダーが持続的競争力をつくるメカニズム」中央経済社
「エクスペリエンス指向のシステム開発 従業員体験が顧客体験を高める」インプレス社(共著)
|
参加費 |
JUAS会員/ITC:35,200円 一般:45,100円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
会場 |
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(NBF東銀座スクエア2F) |
対象 |
情報システム部門において、IT投資の企画を進めている方、また役割を期待されている方。または、ソフトウェア企業にて、IT戦略に関わるコンサルティング業務に携われている方。中級 |
開催形式 |
講義・個人演習 |
定員 |
25名 |
取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
ITCA認定時間 |
6
|
|
主な内容
■受講形態
会場のみ(オンラインなし)
■テキスト
当日配布
■開催日までの課題事項
事前課題あり。開催7日前までにご連絡いたします
<研修概要>
IT投資の意思決定を経営層から得るためには、なぜ、そして今、IT投資が必要かを経営層に理解してもらうだけでなく、
関係するユーザー部門との合意のもと共同でプロジェクトを進めなくてはなりません。
そのためには、経営者・ユーザー部門と対等に会話できる自社事業に対する理解力とコミュニケーション能力が求められます。
優れたIT投資計画の作成には、繰り返し経験が必要となりますが、本セミナーでは、まず自社のビジネスの勝ちパターンを理解することから、IT投資計画作成時に押さえておくべきエッセンスについて、個人ワークもふまえ講義いたします。
本セミナーのゴール:
自社のビジネスモデル上の強みを理解し、どのようにITを事業に生かすか、またIT投資計画を作成できる力を身に着ける
<セミナー内容>
1.自社のビジネスモデルを理解する(講義+個人ワーク)
・ビジネスモデルとは何か?
・自社の強み、また事業運営上のリスクは何か? ― 自社の勝ちパターンを分解
・自社の成長戦略を理解する
2.自社のIT活用の具体化(講義+個人ワーク)
・情報システムの本質的な役割は何か? ― 「情報」のシステム
・IT投資の3つの形態 ― それぞれの評価方法
・情報システムの将来像を考える + Make or Buy問題
・IT投資の優先順を決める
3.IT投資計画をつくる(主に講義)
・ロードマップと成果+成功要因を書く
・ステークフォルダーは誰か?
・IT投資計画の作成のポイント
4.その他トピックス・QA
・説明の仕方 ― うまいプレゼン資料
・プロジェクトチームと上流設計の進め方