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ソフトウェア開発におけるレビュー技法とレビュー計画策定の視点 (4119116)

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ソフトウェア開発におけるレビュー技法とレビュー計画策定の視点
-品質確保レベルに応じたレビューのあり方-
-レビュー自体の品質向上策-

これまで講師がPMOとして対応してきた経験を踏まえ、レビュー自体の品質向上の考え方・技法を説明します。併せてレビュー計画に必要な要素について演習を交えることによって理解を深め、すぐに活用できるように研修します。

日時

2020年2月18日(火) 10:00-18:00

カテゴリー

IS戦略実行マネジメント・プロジェクトマネジメント IS導入(構築)・IS保守専門スキル

講師

木村利昭 氏
(株式会社日立製作所 プロジェクトマネジメント統轄本部 )
1984年 株式会社日立製作所へ入社し、SEとして官公庁系のシステム開発を担当。1994年からは、プロジェクトマネジャとしてプロジェクトを統率。2002年から担当事業部内のプロジェクト全体を管理するPMOとしてプロジェクトへの指導を行いながら、社外活動としては各企業での講演や雑誌の取材対応なども行ってきている。現在は、社内外のプロジェクトマネジメント関連の活動を行いながら、研修講師や社内サイトへの連載記事掲載などを行い、これまでの実体験のノウハウを伝授に努めている。

参加費

JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】

会場

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階)

対象

IS部門・システム子会社・SI会社等で、ソフトウェアの品質管理/品質向上策を学びたい方中級

開催形式

講義、グループ演習

定員

24名

取得ポイント

※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント)

ITCA認定時間

7

主な内容

<<参加者の声>>
・レビュー法の種類、選定方法から具体的な案件に対してディスカッションできた(情報システム業)
・レビュー評価についてグラフ等で判断基準が分かりやすかったです(金融系情報システム子会社)
・漠然としたレビューをしていたが、目標をもって取り組めそうです(情報システム通信業)

計画段階や設計段階においては、レビュー実施による内容の確認および品質評価を行うことが通例になっていると思います。しかし、レビュー自体の品質を確保するためには目標とする品質に応じたレビュー技法を適用しなければ品質確保は望めません。また、レビュー結果を評価するファクターとしては様々な視点で考えていくことも必要です。そのためにもレビュー計画や実施手順を作成することが重要となりますが、その考え方について公開されている内容は多くありません。

本セミナーでは、これまで講師がPMOとして対応してきた経験を踏まえ、レビュー自体の品質向上の考え方・技法を説明していきます。併せてレビュー計画に必要な要素について演習を交えることによって理解を深め、すぐに活用できるように研修していきます。


◆主な研修内容:
 1.レビューの種類とレビュー計画作成
レビューは、直訳すると「評価・批評」となります。その考えから、会議との違いは何か、レビューの進め方の留意点は何かを説明します。また、各種設計段階や作業工程に応じて実施していくレビューの種類および特徴について説明するとともに、演習にてレビュー計画に必要な要素を学んでいきます。

1.1 レビューとは 
(1)会議、打ち合せとの違いから考えるべきこと
(2)レビューの成果として求めるもの

1.2 レビューの種類 
(1)レビューの種類と品質との関係
  ピア・レビュー(ウォークスルー、チームレビュー、インスペクションなど)
(2)各種レビューの特徴、留意事項 

1.3 レビュー計画 
(1)レビュー計画に必要な観点
(2)レビュー計画(実施手順)の要素
(3)レビュー実施時に必要な事項
  ・スコープ、タイム、品質、コスト、組織、コミュニケーション、リスクの視点
  ・レビュー時の役割と対応時の観点(説明者、レビューアー、モデレータ)

2.レビュー評価
レビューを行った結果を、どのように評価していくか、講師の経験に基づく
考え方や実施事例および効果などについて説明を行います。
(1)レビューの評価の考え方 (講師の経験から)
  ・レビュープロセスの評価の考え方
  ・レビュー成果物の評価の観点
(2)レビュー実施と評価の事例説明

3.レビュー計画の演習
レビュー計画の検討に必要な要素について考え方を演習にて習得していただきます。
特にレビュー技法による違い、設計工程の内容による違いを学んでいただきます。

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