情報システムの非機能要求定義と合意形成【オンラインライブ】 (4122178)
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非機能要求定義は、決してシステム開発委託先のベンダーに任せることではなく、また情報システム部門に判断を委ねることでもありません。サービス提供を企画する企画部門や経営層が適切に判断し、要求を提示できるかどうかがビジネスの成否を左右すると言っても過言ではありません。非機能要求の例や重要性を理解し、要求が提示できるように、分かりやすく解説します。
日時 |
2022年6月27日(月) 10:00-17:00ライブ配信 |
カテゴリー |
IS導入(構築)・IS保守専門スキル |
講師 |
小濱耕己 氏 (スミセイ情報システム勤務(PMO)定年退職 ) 定年退職までスミセイ情報システム勤務(PMO)
非機能要求グレード2018改訂WG主査
日本文藝家協会会員、日本SF作家クラブ会員
河野太基 氏 (富士通株式会社 シニアマネージングITアーキテクト ) |
参加費 |
JUAS会員/ITC:33,800円 一般:43,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
会場 |
オンライン配信(指定会場はありません) |
対象 |
情報システム部門(IT部門)で要求定義を担当される方中級 |
開催形式 |
講義・個人演習 |
定員 |
20名 |
特記 |
・お申込み後マイページより受講票をダウンロードして内容をご確認ください。
・演習や質疑応答でマイクを利用することがあります。ご発言いただける環境にてご参加ください。 |
ITCA認定時間 |
6
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主な内容
■受講形態
ライブ配信(Zoomミーティング)
【セミナーのオンライン受講について 】
■テキスト
開催7日前を目途に発送(お申込時に送付先の入力をお願いします)
※開催7日前から開催前日までにお申込の場合、テキストの送付は開催後になることがあります。ご了承ください。
■開催日までの課題事項
特になし
非機能要求定義は、決してシステム開発委託先のベンダーに任せることではなく、また情報システム部門に判断を委ねることでもありません。
サービス提供を企画する企画部門や経営層が適切に判断し、要求を提示できるかどうかがビジネスの成否を左右すると言っても過言ではありません。
非機能要求の例や重要性を理解し、要求が提示できるように、分かりやすく解説します。
第1部 非機能要件とは-機能じゃないって、とんでもない(小濱 耕己氏)
1 あなたに(御社に)起こりかねない「嫌な」こと
2 モノを選ぶ時に考えること
-選択のポイント
3 システム要件を定義する時には
-モノを選ぶ時と同じように考えていますか?
-非機能要件が大事な理由
-オーダーメードの特性
4 トラブルはなぜ起こったか
-架空のケーススタディ
-考えなかった理由
5 どうすればよいのか
第2部 非機能要求定義ツールとしての非機能要求グレードの使い方と合意形成のポイント(河野 太基氏)
情報システムを開発する際、ユーザ企業と開発企業の双方が要求を正確に認識するためには多大な苦労を伴います。
なかでも非機能要求はその認識共有が難しく、手段も確立していません。
本講義では、システム基盤における非機能要求の項目を段階的な選択肢として提示し、メニュー化した「非機能要求グレード」について解説します。
1 非機能要求の重要性と課題
2 非機能要求グレードを構成するツール群の紹介
3 非機能要求の合意プロセス(ケーススタディ)
第3部 個人演習:非機能要求定義を体感的に学ぶ(河野 太基氏)
非機能要求グレードを実際に用いて、ハンズオンを行います。
運用時に発生したトラブルを題材に、モデルシステムの選択、重要項目の調整、メトリクスの検討・決定など、非機能要求を段階的に詳細化して定義する方法を実践的に学びます。
また、ステークホルダ間で発生しやすい意識の齟齬や行き違いなどを体感することで、グレード表を使ったコミュニケーションの重要性について理解を深めることができます。