情報システムは、見ることも触ることもできません。見えない・触れないシステムを、より正確にシステム文書・仕様書に表現するためのエンジニアリング文書作成の技術を、文章を正す「10のポイント」、図解表現の「4つのモデル」に沿って解説し、演習を交えて整理します。
日時 |
2021年10月18日(月) 録画配信開始(~10月28日(木)録画配信終了) |
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カテゴリー |
業務遂行スキルヒューマンスキル |
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講師 |
秦貴志 氏 |
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,800円 一般:43,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
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会場 |
オンライン配信(指定会場はありません) |
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対象 |
初級 |
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開催形式 |
録画視聴・講義・グループ演習 |
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定員 |
15名 |
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取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
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特記 |
お申込み後マイページより受講票をダウンロードして内容をご確認ください。 |
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ITCA認定時間 |
5.5 | |
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【録画配信】
録画配信された動画を視聴することで学習いただきます。<約3時間 ※演習時間を除く>
【ライブセミナー】
対話型オンライン形式でライブセミナーを実施します。<約3時間半>
個人ワークの発表、講師からのレクチャー、受講生同士の意見交換、
質疑応答を行いながら、理解を深めます。
文章だけで誤解なく、自分の意図を相手に伝え合意を得ることは、本来難しいことです。私たちが日々携わっている情報システムは、見ることも触ることもできません。その見えない・触れないシステムに関するシステム文書や仕様書は、誰もが正しく理解できることが重要であり、具体性や厳密性が求められます。自分の意図を正確に伝えるためには、文章と図解を的確に組み合わせて表現する必要があります。そのためには、
1.図解表現と文章表現の的確な組み合わせ
2.正確な文章の記述
3.適切な図解表現の選択 の3点が重要です。
本講座では、エンジニアリング文書作成技術の入門編として、文章を正す「10のポイント」と図解表現の「4つのモデル」に沿って演習を交えながら解説し、整理していきます。
<本講座のポイント>
・情報システムが抽象的なものであることから、文章だけに頼らずに図や表を積極的に用いる論理的な表現の重要性を学ぶ。
・エンジニアリングの現場における「文書=図表+文章」という認識に基づき、ロジカルなドキュメンテーションスキルの考え方を理解する。
・文章を改善する「10のポイント」を理解し、日本語表現の正確さを向上する。
・図表化技法の「4つのモデル」を理解し、システム開発の表現に合わせて最適な図表を選択・活用する方法を理解する。
・以上により、システムに携わる者がなすべき「ドキュメンテーション&コミュニケーション」を
システム・ライフサイクルの中に位置づけ、多数の関係者を結びつける方法を理解する。
<研修内容>
(録画配信)
第1章 文書と表現方法
1.文書とは
2.文章表現の可能性と限界
3.論理性の追求:「8つの要件」
第2章.文書化の基礎理論
1.文書化とは
2.観点の分離
3.構造化とモデル化
第3章 文書の構造化と文章表現の品質向上
1.章立てと文書構成
2.文章の改善:「10のポイント」
第4章 図表化の技法
1.図表化の技法:「4つのモデル」
(ライブ配信)
●図表化演習(1)文章の図表化
●図表化演習(2)記述レベルを整える
●図表化演習(3)親和図法
●図表化演習(4)長文の図表化
第4章 図表化の技法(続き)
2.色の選択
3.図表化適用のサイクル
まとめ.システム文書作成の難しさ
※ライブセミナーは、演習のため、PCでご参加ください。
演習では、MURALを使用いたします。(https://www.mural.co/)
推奨ブラウザが「Chrome」または「Firefox」となります。