TOP > オープンセミナーを探す > セキュリティ製品の基礎と予算管理(基礎編)

セキュリティ製品の基礎と予算管理(基礎編) (4119347)

□このページをPDFダウンロードする

セキュリティ製品の基礎と予算管理(基礎編)
-CASBやoffice365/BOXなどを含むセキュリティ対策と予算の勘所を掴む

本セミナーでは、セキュリティ製品やサービスの用語と定義、効果(カバー領域)について基礎的な部分を理解し、どの分野のカテゴリに属するのか勘所を掴みます。また、クラウドにおける制限、オンプレミスとの併存の仕方を理解します。

日時

2019年12月16日(月) 10:00-17:00

カテゴリー

共通業務(契約管理、BCP、コンプライアンス、人的資産管理、人材育成、資産管理)・セキュリティ・システム監査専門スキル

講師

石橋正彦 氏
(サイバー研究所  所長 )
べリングポイント(現PwC) においてセキュリティ監査人/ベンチマークに従事。その後、ガートナーにてセキュリティ、BCP/DRのリサーチ業務に従事。ISOの審査員を経て、国内で最もISOを取得した企業(6規格統合運用)に在籍し、効率の良い 内部監査や従業員教育を実施。JUASでは研究会に12年在籍し、講師を6年に渡り実施。現在ではコンサルファームに所属。

参加費

JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】

会場

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階)

対象

情報システム部門のSE、コンサルタント
職務:営業/開発/管理部門
レベル:システムエンジニア初級
中級

開催形式

講義、グループ演習

定員

20名

取得ポイント

※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント)

特記

◆お願い:当日は自社のソフトウェア一覧等をご持参ください

ITCA認定時間

6

主な内容


企業ではセキュリティ製品やサービスの提案を受けた際、類似製品や種類が多く、どの部分をカバーしている製品なのか判断できない場合があります。また、パブリック・クラウドで利用するクラウド・アクセス・セキュリティ・ブローカー(CASB)があり、オンプレミスとクラウド2つのセキュリティ対策の難易度が上がって来ています。

本セミナーでは、セキュリティ製品やサービスの用語と定義、効果(カバー領域)について基礎的な部分を理解し、どの分野のカテゴリに属するのか勘所を掴みます。また、クラウドにおける制限、オンプレミスとの併存の仕方を理解します。

さらに具体的にoffice365/Notes/ファイルサーバー/BOX等の基盤を例題にし、セキュリティ製品やサービスの組み合わせによる予算を試算することにより、総IT予算と総セキュリティ予算積み上げを実施します。



<内容>
◆お願い:当日は自社のソフトウェア一覧等をご持参ください

第1部
・本セミナー受講の前提条件
・セキュリティ製品やサービスの分類
・クラウド・セキュリティとCASBとは
・コミュニケーション基盤の現状とセキュリティ対策

(演習1)
 各社のNotes/office365/BOX/ファイルサーバ等のコミュニケーション基盤の現状とセキュリティ対策を発表する

第2部 エンドポイント/ネットワーク・セキュリティ
・エンドポイント・セキュリティ(アンチウィルス/HDD暗号化/EDR)等の説明
・1世代目のファイアウォールと次世代ファイアウォール/UTMの説明
・IPSやサンドボックス等の説明
・メールに関するセキュリティ製品やサービス
・誤送信対策や、2ファイル目にパスワードを送付する日本人が好むセキュリティ

(演習2)
 エンドポイント/ネットワーク製品の凡その組みあわせからセキュリティ予算を積み上げる
 
第3部 オンプレミスとクラウドをうまく住み分けるIAM
(アイデンティティ&アクセス管理)
・IAM(特権ID管理、WAM/IdM)の分類と効果
・ディレクトリ管理の勘所
・人事システムからディレクトリ、AZureADまでのプロビジョニング
・システム連携(フェデレーション、SAML/ADFS)の有効利用
・オンプレミス(製品/オープンソースか)、サービスか価格や予算の決め手
・一般的な犯罪捜査とIAMの有効性

(演習3)
 個人情報保護法やGDPRを意識したディレクトリ管理
 
第4部 CASBで利用するアプリケーション・セキュリティとデータ・セキュリティ
・アプリケーション・セキュリティ(脆弱性診断やペネトレーション・テスト)とは
・データ・セキュリティ(暗号化とDRM、トーカナイゼーションとは)
・SOCは自前かサービスか

(演習4)
 データ・セキュリティやパブリック・クラウドの災害対策(情報漏洩)をシミュレーションし、
 パブリック・クラウドでは、セカンダリ・サイトが不要ではないかという討議
 
第5部 予算管理
・総IT予算と総セキュリティ予算の意味
・第1部~4部までの積み上げを実施
・類推型/統計型/積み上げ型/コンサルティング型でのセキュリティ製品選定と
 サービス選定の違い

(演習5)
 積み上げ予算の算出

第6部
・まとめ
トップページへ戻る