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システム担当者のための管理会計入門 (4119335)

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システム担当者のための管理会計入門
~管理会計の基本を身に付け、様々な切り口に挑む~

本講座では、まず、管理会計の基本的な考え方を学び、事例や演習を通じて管理会計的な思考を身につけていただくことをゴールとします。

日時

2019年11月18日(月) 10:00-17:00

カテゴリー

業務遂行スキル専門スキル

講師

南俊基 氏
(南公認会計士事務所 代表 株式会社ビジネスアーツ 代表取締役 公認会計士 )
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、
慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(経営学修士)
監査法人トーマツにて、会社更生法会社の監査や財務調査に従事する。
ソニー株式会社100%出資の経営戦略コンサルティング会社ジェンシスコンサルティング株式会社にて
事業戦略の立案等に従事する。財務省理財局にて財政投融資監査業務に従事する。
バイオベンチャーのテラ株式会社にて、創業時から監査役を務め、2009年にJASDAQ市場に上場する。

現在は南公認会計士事務所の代表として、メーカー、IT企業、バイオベンチャー企業等に対して、
事業戦略、財務戦略、コスト管理に関するコンサルタントとして活躍している。
あわせて企業向けに財務、管理会計の研修を数多くこなしている。
総合辞書サイトJLogosを運営するエア株式会社の取締役も務める。
公認会計士、税理士、日本証券アナリスト協会検定会員

参加費

JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】

会場

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階)

対象

情報システム部門の会計システム担当者初級

開催形式

講義

定員

30名

取得ポイント

※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント)

ITCA認定時間

6

主な内容


長い間、システム担当者にとって会計と言えば財務会計の世界でした。大量の会計データをいかに迅速に簡易的に処理をしていくのかが求められていました。ユーザー企業にとって、売上の伸びが期待できない昨今、会計データを読み解き、会社の状況をしっかりと理解し、利益を上げていく状況に迫られています。集めた会計データの中には多くの有用なデータが詰まっています。中心になるのはコストダウンですが、やみくもにコストを下げていっても効果は限定的になります。継続的にその効果を発揮していくためには管理会計の思考が不可欠になります。

しかし、管理会計と一口に言っても、コスト構造の理解から始まり、損益分岐点分析といった手法まであります。

本講座では、まず、管理会計の基本的な考え方を学び、事例や演習を通じて管理会計的な思考を身につけていただくことをゴールとします。



1.イントロダクション
 ・管理会計と財務会計はどう違うのか
 ・財務会計と管理会計のアプローチの違い
 ・管理会計はなぜ必要か
 (財務分析だけではなく、コストの削減までを考えた企業管理)
 ・管理会計導入の手順
 【事例研究1】在庫の基本的なスタンスとは(賞味期限の話)
 【事例研究2】コストの上昇は決算書にどのような影響を与えるのか
 【事例研究3】価格の変化、数量の変化は決算書にどのような影響を与えるのか

2.管理会計の基本
 ・決算書のコスト分類と管理会計のコスト分類
 ・管理会計の基本 コストのブレイクダウン
  管理会計の基本式:価格×数量
 【事例研究4】売上のブレイクダウン
 【事例研究5】コストのブレイクダウン
 ・コストの変動費と固定費の分解
 (変動費と固定費に分解すると何がわかるのか)
 【事例研究6】変動費と固定費の分解
・損益分岐点分析~収支トントンのラインを探る
・目標利益を達成するために必要な売上高は
 【事例研究7】損益分岐点分析
・予算の基本と管理のポイント
・貢献利益(限界利益)の考え方
 【事例研究8】予算管理の注意点

3.管理会計的思考の構築
 【事例研究9】A社は内製化すべきか外注に依頼すべきか
・「ムダ」の分析
 管理会計の基本式:目標値―実績値=ムダ
・目標値の設定方法~標準原価計算的な考え方
・「ムダ」の原因分析
 ムダの原因をブレイクダウンしていく
 【事例研究10】ムダの原因分析

4.まとめ
 
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