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リポジトリの活用によるシステム開発と開発ドキュメント管理の革新 (4119274)

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リポジトリの活用によるシステム開発と開発ドキュメント管理の革新
~コンセプト、代表的ツールの特徴と技術・管理の変革のポイント~

本セミナーでは、従来のソフトウェア開発の本質的な課題を俯瞰し、リポジトリに各種情報を管理させるシステム開発ツールや文書管理ツールを導入することで、開発現場での様々な課題を抜本的に解決可能であることを解説します。また、開発ツールや文書管理ツールを利用することにより、技術面、あるいは、プロジェクトマネジメント面で従来の作業のやり方とどういった違いが生じるのかを説明します。

日時

2019年4月12日(金) 10:00-17:00

カテゴリー

IS導入(構築)・IS保守専門スキル

講師

大島正善 氏
(MBC(Method Based Consulting)  代表コンサルタント )
一般社団法人ICT経営パートナーズ協会 理事・事務局長。日本IBM社にて、ソフトウェア・エンジニアリングおよび品質管理に関する仕事に長年従事。また、EA体系に基づく官庁の最適化計画の策定や、ビジネス・モデリングのコンサルティング、および大規模SIプロジェクトでの業
務分析、アーキテクチャ設計統括、プロジェクト計画策定などの仕事に従事。ここ数年は、ユーザー主体開発の観点から、ユーザー企業の人材育成と、システム開発のイノベーションを推進する活動に従事。ABC協会(アドバンスト・ビジネス創造協会)主管コンサルタント。

参加費

JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】

会場

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階)

対象

情報システム部門の部門長およびアプリケーション開発・保守・運用部門のマネージャー、企画担当責任者あるいは、情報子会社のアプリケーション開発・保守・運用部門責任者など。

※超高速開発ツールの開発企業および販売代理店の方のご出席はお断りさせていただきます。
中級

開催形式

講義

定員

30名

取得ポイント

※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント)

ITCA認定時間

6

主な内容

ソフトウェア開発現場では、設計情報をExcelやWordのドキュメントを使って作成するのではなく、リポジトリと言われるデータベースに格納することで、プログラムを自動生成したり、あるいは、生成することなく自動実行させることができる、超高速開発ツールと言われる製品の活用が進んでいます。そういった開発ツールを活用しない現場では、多量の紙の成果物が生産されその品質維持に多大の工数をかける状況が続いています。そういう中でシステム開発で作成する要求事項、業務フロー、要件定義書からはじまって設計書やプログラムドキュメント、あるいは各種議事録、操作手引書、運用マニュアルなどに記載されたキーワード(業務用語、機能名、画面名、データ項目名(日本語、英語)など用語、言語を問わない)の使用状況を捉え、その関係を文書管理リポジトリに登録できる製品の活用が始まりました。このような文書管理ツールを活用すると、ソフトウェア開発ツールの導入に躊躇している企業においても、開発・保守・運用の生産性
と品質の飛躍的な向上が期待できます。

ソフトウェア開発は長年トラブルが絶えません。ソフトウェアは目に見えず複雑だからだと言われてきました。目に見えない対象の品質を管理することは困難なことはいうまでもありません。本セミナーでは、従来のソフトウェア開発の本質的な課題を俯瞰し、リポジトリに各種情報を管理させるシステム開発ツールや文書管理ツールを導入することで、そういった課題を抜本的に解決可能であることを説明します。

また、開発ツールや文書管理ツールを利用することにより、技術面、あるいは、プロジェクトマネジメント面で従来の作業のやり方とどういった違いが生じるのかを説明します。ツールを上手に使うことで、設計の考え方あるいは要件の確定のやり方、あるいは仕様変更への対応、成果物や議事録の管理の仕組みが大きく変わります。また、品質管理を中心にプロジェクト管理のやり方も変更が求められます。

最後に、現行システムからのマイグレーションを検討する際のリポジトリの活用についても触れる予定です。


<プログラム>
1.ソウトウェア開発における4つの根本課題と文書管理の課題
2.ソフトウェア・システムの構造と文書間の関連の可視化
3.開発ツールの価値と特徴
4.文書管理リポジトリの価値と特徴

  (昼食休憩)

5.作業(エンジニアリング)はこう変わる
6.管理(マネジメント)はこう変わる
7.開発ツール選定のポイント
8.文書管理リポジトリの具体的活用
9.マイグレーションに向けて今から実施すべきこと
10.まとめ
 
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