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ヒューマンエラー防止のための品質マインドの向上方法と改善活動 (4119225)

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ルールを強化するだけでは「失敗の構図」をつくり出すだけである
ヒューマンエラー防止のための品質マインド醸成方法と改善活動
~負の連鎖を断ち切る鍵は「わくわく」感と「人間重視の仕組」に有り~
~「人間力の醸成と発揮」を促す「人を動かす仕組」の考案

本セミナーは「命令でヒューマンエラーを防止することは難しい」、人間は外的要因ではなく内発的な『意欲』や『やりがい』によって動機付けされるとの理念に基いて構成しています。「ケーススタディ」や「ワークショップ」を楽しく体験しながら「品質マインド醸成法」、「動機付け法」等について学んでいただくと共に、セミナー教材を職場で即、活用できる内容にいたします。

日時

2019年4月8日(月) 10:00-17:00

カテゴリー

IS運用 業務遂行スキル専門スキル

講師

関弘充 氏
(ヒューマン&クオリティ・ラボ 代表、元 富士通(株)人材開発部 シニア・レクチャラ&上級教育士(工学) )
成蹊大学工学部経営工学科を卒業し、富士通(株)入社。品質検査部門、教育訓練部門を経てシステム開発部門において通信・金融・官公庁等のシステム開発マネージメントに関わる(途上、未来工学研究所主任研究員)。近年、品質問題を抱える本部組織の品質改善に従事し(主席部長、品質保証部長)、SI分野で日本初の CMM&CMMI®レベル5を達成、社長賞&最高品質賞を受賞。定年後も続投し、同社人材開発部門において「わくわく」元気塾&品質改善講座を開講。多くのマネージャーおよびリーダ&品質改善プロフェッショナルを育成。2011年、富士通を退職。その後、「人間力醸成」を基盤にした各種セミナー・講演・企業研修・コンサル等、3万人以上の方々への指導を行ってきている。
■著書:「人間重視の品質マネージメント  ソフトウェア品質保証システムの構築と実践」(SRC):堀田 勝美、関 弘充、宮崎 幸生.
■日刊工業新聞社発行「工場管理」2018年2月号に講師の「人間重視のヒューマンエラー防止法」についての特集記事が掲載. 
(注)CMM:世界的に著名な改善モデル Capability Maturity Model and CMM&CMMI are registered in the U.S. Patent and Trademark Office.

参加費

JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】

会場

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階)

対象

開発・運用・サービス・事務部門、品質保証部門、教育部門、設計・製造&研究・企画部門等、多分野のリーダ、マネージャー、改善活動推進者、管理職&経営層等(多くの悩んでいる方々を歓迎)。中級

開催形式

講義・個人演習

定員

30名

取得ポイント

※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント)

ITCA認定時間

6

主な内容

ルールを強化するだけでは「失敗の構図」をつくり出すだけである
「ヒューマンエラー防止のための品質マインド醸成方法と改善活動」
~負の連鎖を断ち切る鍵は「わくわく」感と「人間重視の仕組」に有り
~「人間力の醸成と発揮」を促す「人を動かす仕組」の考案


ヒューマンエラーが発生すると、要領等を強化して反省を迫り、言われたことしかやらない「考えない集団」を生み出し、見事に「負の連鎖」を繰り返してしまいます。ヒューマンエラーは『誰が起こすのか』・・人間です。『誰が防げるのか』と問えば・・『人間が防げる』との考えに帰着するのです。「負の連鎖」を断ち切る鍵は人間にあるのです。

本セミナーは「命令でヒューマンエラーを防止することは難しい」、人間は外的要因ではなく内発的な『意欲』や『やりがい』によって動機付けされるとの理念に基いて構成しています。「ケーススタディ」や「ワークショップ」を楽しく体験しながら「品質マインド醸成法」、「動機付け法」等について学んでいただくと共に、セミナー教材を職場で即、活用できる内容にいたします。講師はSI分野で日本初のCMMレベル5を達成したシステム開発・運用分野の経験者ですが、過去に製造・化学・医療・運輸、原子力発電所等幅広い分野への指導を行ってきております。


■受講後の修得知識:
「負の連鎖を断ち切る鍵」、「ヒューマンエラー防止」のための人的側面の特性、
 ヒューマンエラー防止のための「品質マインド醸成法」など

■内容
第1章 ヒューマンエラーと人間重視
1.1 ヒューマンエラー防止活動の基盤
 1. ヒューマンエラー防止活動と「会社人生の選択」
 2. 人間のタイプと改善活動
1.2 ヒューマンエラー防止と本セミナーの主張
 1. 従来手法でエラーを防ぐことは出来るのか
 2. ヒューマンエラー防止のための本セミナーの主張
 3. 人間の本質と人間重視

第2章 失敗を繰り返さないための「人間力の醸成」

第3章 ヒューマンエラーと人間関係
3.1 ヒューマンエラーと人間関係
 1. 演習1:「トラブルと人間関係」
 2. 「心理学的な知恵」と人間関係の向上
3.2 人を動機付けする(動かす)仕組考案のコツ
 1. 人間重視の思考パターン
 2. 演習2:「人を動かす仕組の考案」
3.3 「動機付けする」ケーススタディ
 1. 演習3:「ケーススタディ:動機付け」
3.4 失敗した際の部下の指導法
 1. 演習4: 「コーチング」診断
 2. メンタリングとコーチング
 3. 改善活動への動機付け(人を動かす再発防止策1)

第4章 ヒューマンエラー防止のための「リスクマインド醸成」 ケーススタディ
4.1 「失敗の構図」と「品質問題の発生」 
4.2 簡単にできる「問題発生防止」ケーススタディ
 1. 「問題管理」と「リスク管理」の相違
 2. 演習5:「ヒューマンエラーとリスクマインド」
4.3 「リスク管理の仕組」事例
 1. 人を動かす「リスク管理」の仕組事例
 2. リスク管理ミーティングの例
 3. 負の連鎖と品質問題の解決
 4. リスクマインドの醸成(人を動かす再発防止策2) 

第5章 ヒューマンエラー防止のための「品質マインド醸成」    ワークショップ
5.1 ミスを防ぐ「品質&改善マインドの醸成」
 1. 「品質&改善マインド」の醸成事例
 2. 演習6:「品質&改善マインド」の醸成
5.2 「わくわく」感を生み出す全員参加型改善活動
 1. 人を動かす「全員参加型改善活動」の仕組事例
 2. 品質マインドの醸成(人を動かす再発防止策3)

第6章 失敗を繰り返さないための「動機付け法&実践法」
6.1 「動機付け」の勘所
6.2 「気持ちへの動機付け」
6.3 「行動への動機付け」
 1. 現場での「動機付け」サイクリカル理論
 2. 演習7:「気楽に実践する実践計画の策定」
6.4 「持続への動機付け」

第7章 まとめ
(注)ケーススタディやワークショップを体験いただき、現場で即、役立つ内容にしたいと考えております。
        
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